複数のブロックチェーン・ユースケースのパイロット調査も含む共同研究を実施
ナイジェリア、プラトー州ジョス（2024年2月20日） - ナイジェリアのプラトー州政府は、世界で最も先進的で安全かつ信頼性の高いレイヤー1ブロックチェーンのエコシステムを成長させることに注力している組織であるアルゴランド財団と、ブロックチェーン技術を使用したパイロット・プログラムを開発するための共同研究を開始します。プラトー州政府は、国家サービスの統ガバナンスと管理において重要な役割を担っており、司法や立法サービスから調達や医療に至るまで、さまざまな分野の日常業務を監督しています。
アルゴランド財団と協力して、プラトー州政府は複数のセクターにわたってブロックチェーン・アプリケーションをテストする計画です。
「プラトー州情報通信技術開発庁（PITCDA）のドミニク・グワマン長官は、「ナイジェリアはアフリカをリードするデジタル経済セクターを有しており、私たちの国家ブロックチェーン政策は、同国におけるブロックチェーン導入に向けた画期的な第一歩でした。私たちは、公共サービスの効率性、透明性、アクセスの向上をもたらし、新たな雇用機会を創出する実世界のユースケースにおいて、アルゴランド財団と協力することを楽しみにしています」と述べています。
アルゴランド財団は2021年以来、ナイジェリア全土でのソフトウェア開発者教育を通じてナイジェリアに多大な投資を行っており、2023年だけで500人以上のソフトウェア開発者が訓練を受けました。2023年に訓練を受けた開発者の10％以上がプラトー州出身であり、同州に存在する技術者の才能を証明しています。財団は2023年12月に一連のイベントを開催し、50人のソフトウェア開発者がワークショップに参加し、翌日の夜には、プラトー州政府の幹部が出席する政策晩餐会が開かれました。
アルゴランド財団のナイジェリア担当責任者であるベン・オヌオハ氏は、「ソフトウェア開発者を育成する能力開発や、社会的・経済的利益をもたらす実際のユースケースの開発において、プラトー州政府と協力できることを嬉しく思います」と述べています。
政府とのパートナーシップに加え、アルゴランド財団は、2024年2月22日から24日までプラトー州ジョスで開催されるインクレディブル・ミュージック・フェスティバル（IMF）のスポンサーを通じて、ナイジェリアの地域社会と文化を支援しています。また、同財団はIMF期間中、NFTのマーケットプレイスであるAlgogemsと共同で、クリエーターにWeb3を紹介し、デジタル経済への参加を促すワークショップを開催しています。
ナイジェリア国プラトー州政府について
プラトー州はナイジェリアで12番目に大きい州で、ナイジェリアのほぼ中央に位置します。州境はジョス高原を完全に取り囲み、中央部と北部にジョス高原を持つ、ナイジェリアでも地理的にユニークな州です。州都はジョス。プラトー州は「平和と観光の故郷」として称えられています。州名はジョス高原に由来します。人口は約420万人で、ナイジェリアで最も晴天が多く、気温は摂氏10度まで下がります。
アルゴランド財団について
アルゴランド財団は、アルゴランド・ブロックチェーンの健全な通貨供給経済、分散型ガバナンス、健全で豊かなオープンソース・エコシステムに責任を持つことで、アルゴランド・ブロックチェーンの世界的な約束の実現を支援することに専念しています。マサチューセッツ工科大学（MIT）教授でチューリング賞を受賞した暗号学者シルビオ・ミカリによって設計されたアルゴランドは、ボーダーレスなグローバル経済の約束を実現するユニークな能力を備えています。アルゴランドは、伝統的な金融のスピードに匹敵する取引処理能力を達成しながら、即時の最終処理、ほぼゼロの取引コスト、そして24時間365日体制での取引を実現します。詳細はウェブ氏後をご覧ください：https://algorand.foundation