週刊アルゴランド・ジャパン Vol. 4【2021年5月17日発行】

週刊アルゴランド・ジャパン Vol. 4【2021年5月17日発行】



米国MIT発パブリック・ブロックチェーン「アルゴランド(Algorand)」の最新情報プラスαを毎週月曜日にお届けします。皆様からの協業・提携、助成金申請、イベント共催などの各種ご提案も絶賛受付中!お気軽にお問い合わせください。


【はじめに】 テレビで格闘技の試合か何かを見て「俺も強くなりたい」と思って、近所の空手道場に行っていきなり「カカト落としを教えてくれ」と言うと、余裕で3メートルくらいブッ飛ばされます。当たり前です。基礎訓練も積まずにいきなり派手な技を習おうとしても、うまく行かないどころかまず間違いなく怪我をします。道場からしてみたら、そんな怪我を自分たちのせいにされたら、たまったもんじゃないわけです。仮想通貨も同じで、基本的な知識習得をすっ飛ばしていきなり「ALGOというものを買いたいんだけど、何が何だか分からないんだけど、とりあえず買い方を教えてくれ」と言うのはアウトです。教えるのはいいのですが、なにか操作を間違えて資産を失って逆ギレされるリスクは負えません。ちなみに、ある程度慣れている人でも間違って資産を失うことも多々あります。これを「セルフ・ゴックス」と言います。そんなヘマをしないためにも、腰を据えて着実に学んでいきましょう。


=================================== 1.注目ニュース (1)Realioがビットコイン・マイニング企業への投資ファンドのトークンをアルゴランド上で発行 昨年末からのビットコイン価格上昇に伴い、マイニング企業の収益も大幅上昇していますが、そんなマイニング企業に投資するファンドのトークンがアルゴランド上で発行されます。自分でマイニングするにはかなりの設備投資が必要で参入ハードルが高いものになっていますが、こういったファンドのトークンを購入することで、マイニング事業からの収益の恩恵を受けることが可能になります。ビットコインを直接購入するのではなく、ETFなどを購入するいわゆるオルターナティブ投資の機会が増えてきていますが、これもその一種と言えます。 <関連記事> >RealioとValentus Digital、Liquid Mining Fundの第2ラウンドを終了し、「LMX」で最初の1500万ドルのトランシェをトークン化する道を投資家に提供 (2)PayScriptがアルゴランド決済開始 アルゴランド・ヨーロッパ・アクセラレータ・プログラム選出企業の一つで、オーストラリアに拠点を置くPayScriptが、BTCとETHに続いてALGO決済を開始しました。オンラインでかんたんにクリプト決済が導入できます。フィアットと即時交換されるので、価格変動の影響は受けません。導入費用は無料で、引き出しの際に0.5%だけ手数料がチャージされる仕組みのようです。もちろん各通貨のトランザクション・フィーは別途かかるので、ここでアルゴランドの超低額フィーが威力を発揮します。 >PayScript >デモデイの動画 <関連記事> >デジタル決済:アルゴランドが実現する瞬時かつ低コストな価値の伝達方法 (3)PlanetWatch ブロックチェーンの環境対策が注目を集める中、大気質モニタリング・センサーのネットワークを展開し、設置者にインセンティブ・トークンを配布することで良好なエコシステムを拡大しているフランスのPlanetWatchがサイトをリニューアル。 最もエコなブロックチェーンを標榜するアルゴランドにとって、そのプラットフォームのエネルギー効率のみならず、その上で展開されるアプリケーションのエコさも重要です。現在、アルゴランドのエコシステムにおいて、カーボン・フットプリントをオフセットするマーケットプレイスClimateTradeとともに環境分野で先頭を走るPlanetWatchの動向は要注目です。アジア展開も開始予定だそうです。 >PlanetWatch公式サイト <関連記事> >PlanetWatch、イタリアの2つの主要都市で革新的な大気質モニタリングの作動開始とともに、アルゴランド財団からの助成金受賞を発表 >アルゴランド、カーボン・ネガティブなネットワークを持つ最もグリーンなブロックチェーンになることを宣誓


=================================== 2. アルゴランド・ジャパンの現在の優先ミッション アンバサダー向けの新プラットフォーム開設は今月末の予定です。このプラットフォームでは、各市場向けに各種タスクが掲載され、アンバサダーが各タスクに立候補して引き受け、タスク完了後に報酬を請求・受領する流れになります。既報ミッションに関してはこのプラットフォームに掲載予定ですので、関わりたい方はまずはアンバサダー登録が必要になります。この登録もプラットフォーム開設とともに再開予定です。既報ミッション以外に、「こんなことをやりたい!」というものがあれば、どしどしお寄せください。 <先週までの既報ミッション>  *詳細はバックナンバーをご参照ください。 (1)【開発パートナー募集】 (2)【$ALGO決済導入先募集】 (3)【ユーチューバー/コンテンツ・クリエイター募集】 (4)【ウォレット日本語化】 (5)【開発者ポータル日本語化】 (6)【各分野担当アンバサダー募集】



=================================== 3.イベント案内 (1)5月27日(木)21:00(日本時間)〜 DLT and the future of public blockchains by OMFIF Digital Monetary Institute 世界中の中央銀行のシンクタンクであるOMFIFが一年前に立ち上げたばかりのデジタル・マネー・インスティチュート主催、アルゴランドがホストするディスカッションです。 *日本でもオンライン/オフライン問わず、各種イベントを開催していきます。後援も可能ですので、共に日本でブロックチェーン業界を盛り上げていきたい皆様からのご提案も大歓迎です。



=================================== 4. ユースケース紹介 マーシャル諸島共和国デジタル通貨SOV ちょうど一年前に発表されたマーシャル諸島共和国デジタル通貨SOVのアルゴランド利用による発行ですが、そろそろ機が熟しつつあるようです。ブロックチェーンを活用した法定通貨発行に際しては、技術面に加えて各国の法律に即した仕組みづくり、そして国際金融秩序とのスムーズな連携も必要となります。 アルゴランドではこのSOVも含め、15〜20の中央銀行デジタル通貨プロジェクトに関わっていますので、この分野ではあらゆる面で先頭を走っています。 ちなみにマーシャル諸島共和国は、台湾と国交を結ぶ数少ない国家の一つです。また米ドルが通貨として流通している特徴も持ちます。人工わずか5万人程度とはいえ、一つの独立国家のデジタル通貨発行は色んな意味で大きな意味を持ってきますので、要注目です。 >SOV公式サイト >アルゴランドのCBDC関連記事まとめページ <関連記事> マーシャル諸島共和国:アルゴランドで世界初の国家デジタル通貨の発行を推進


=================================== 5.今週の注目コンテンツ (1)DeFi Beyond the Hype:The Emerging World of Decentralized Finance(台頭する分散型金融の世界) 米国の名門ペンシルバニア大学ウォートン・スクールのブロックチェーン&デジタル・アセット・プロジェクトと世界経済フォーラムとのコラボによるDeFi市場レポートです。 (2)NFTの基本がわかる包括的ガイド    by Mateusz Raczyński, ULAM LABS アルゴランドの開発パートナーであるULAM LABSによるNFTガイド。NFTの歴史からマーケットプレイスまで、まとめてありますので、ざっくりとNFTについて学べます。 (3)【Coindesk Japan】暗号資産投資を始める前に知っておくべき10のこと 最近はじめて仮想通貨を購入される方からのお問い合わせが急増していますが、コインデスクさんがタイムリーな記事を配信してくれました。 1. 失ってしまっても大丈夫な分しか投資しない 2. リサーチは徹底的に 3. 「FOMO」に打ち勝とう 4. 出来すぎた話のように聞こえるなら、おそらくその通りだ 5. 信じ込まずに、検証する 6. 「単位バイアス」にご用心 7. 秘密鍵がないのなら、自分のコインではない 8. 1ビットコイン(やその他大半の暗号資産)のほんの少しだけを買うことも可能 9. 税金を理解する 10. ドルコスト平均法を利用して、価格に一喜一憂しないこと ぜひご一読を。


=================================== 6.コミュニティ (1)日本語テレグラム500人突破、本メルマガ購読者430人突破! 仮想通貨のコミュニティに求められるものは多々ありますが、アルゴランドは誰でも利用できるパーミッションレスでオープンソースのパブリック・ブロックチェーンですので、そのコミュニティに求められるのは第一には活用方法のアイデア出しと、その実行の際のコラボレーション機能です。その一環としてテレグラムで6月19日のメインネット開設2周年に向けた企画アイデア出しを実施中です。 >アルゴランド日本語公式テレグラム グローバルでは先般、アルゴランドの処理速度を実証するために大陸をまたぐ4人チームでいかに速くアルゴランド上のUSDTをリレーできるかという競争が実施されました。これはもともとある4人組がユーチューブ上で始めた試みに財団が乗っかってグローバルで競争参加者を募って賞金を出す企画に発展したものです。その結果、25カ国・6大陸から100名の参加者が集まり、優勝チームはなんと35秒という結果を叩き出し賞金5,000ALGOを獲得しました。 >Algo 4 X 100 USDT リレー競争大会勝者 こういった試みを日本発で世界に発信したいところです。 >アルゴランド・コミュニティへのご登録はこちら


=================================== 7. その他色々 (1)今週の視点 イーロン・マスクが日本の起業家だったら、メディアからも規制当局からも袋叩きにあっていることは間違いない。どっちがいいとは言わないけど、いずれにしても肝心なのは、扇動者の手のひらで踊らされるのではなく、うまく利用すること。 (2)今週の数字 「11,033,006」 2021年5月17日時点のアルゴランドの総アドレス数です。3月末に1,000万を突破してからも着実に増加中です。ちなみにアクティブなアドレスは過去7日間で60数万アカウント。 *アルゴランドの各種データは「ALGORAND MAINNET METRICS DASHBOARD」で確認できます。 (3)今週の英語 【Carbon neutral】 カーボン・ニュートラル:ある経済活動による温室効果ガス(CO2や水蒸気など)排出量と吸収量が等しい状態のこと。Carbon negative(カーボン・ネガティブ)は、ある経済活動による温室効果ガスの排出量よりも吸収量が多い状態をいいます。アルゴランドはニュートラルを超えて、カーボン・ネガティブを約束するブロックチェーンです。 (4)今週の小ネタ アルゴランド財団CEOのショーン・リーはかつて東京の外資IT企業での勤務経験があります。スター・ウォーズの大ファンで、ウィスキーをこよなく愛します。 (5)おススメの本 岩村教授三部作「貨幣進化論」「中央銀行が終わる日」「国家・企業・通貨」 >中でも特に「中央銀行が終わる日―ビットコインと通貨の未来」がおすすめです。 「中央銀行が終わる日―ビットコインと通貨の未来」 日本銀行の金融政策はなぜ効かなくなったのか? 仮想通貨はなぜお金として機能するようになったのか? 「金利付き貨幣」の出現は、経済の仕組みをどう変えるのか? 日銀を飛び出した異能の経済学者が、「貨幣発行独占」崩壊後の新しい通貨システムを洞察する。マイナス成長がもたらす大格差時代を生き抜くための必読書。 (6) 今週の美味い飯 香港のラマ島(南丫島)の「シャコのガーリック炒め」 中環からフェリーで30分程度で行けるラマ島には海鮮レストランがずらりと並んでいます。どこも素材となる魚介類を水槽の中から選んで、調理方法も選んであとはテーブルで待つのみ。ここでのオススメは日本ではまず見かけない大きさの巨大シャコ。これは実際に食べた人でないとわからない美味さです。 >店名は忘れました。。数年前に香港にふらっと遊びに行き、フェリー乗り場で適当に乗って着いた島を歩いて一周してたどり着いたレストランで適当に注文して遭遇した一品です。 では今週も張り切っていきましょう!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー アルゴランド•ジャパン https://www.algorand-japan.com *アルゴランド・ジャパンは日本向けにアルゴランドの情報を配信するサイトです。当メルマガは、2019年12月よりアルゴランド日本担当アンバサダーとなり、2021年4月からはコミュニティ・チャンピオンに就任しているakio(Twitter: @AkioAlgorand)による責任監修のもとで配信しています。 *各種お問い合わせはサイト上のフォームよりお願いします。 <バックナンバー> 本メルマガのバックナンバーはこちらでご覧いただけます。 【英語公式サイトはこちら】 Algorand Inc. : https://www.algorand.com Algorand Foundation : https://algorand.foundation Algorand Wallet : https://algorandwallet.com Algorand Developer Portal : https://developer.algorand.org