週刊アルゴランド・ジャパン
Vol. 39 【2022年1月20日発行】
米国MIT発パブリック・ブロックチェーン「アルゴランド(Algorand)」の最新情報プラスαを毎週木曜日にお届けします。皆様からの協業・提携、助成金申請、イベント共催などの各種ご提案も絶賛受付中!お気軽にお問い合わせください。
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【はじめに】 アルゴランドはグローバルでも日本でも無駄なことには一切お金をかけないので、コミュニティがオーガニックに形成されており、ものすごく安定しています。新たにアルゴランド上に登場してくるプロジェクトも、最初は認知度拡大を急ぎすぎてしまうことで変なのが紛れ込んできてしまうケースもありますが、彼らが通用する世界ではありません。 数年前に都内でマーケティング関連のエキスポがあった際、あるブースが間抜けな失態を犯していました。大手企業のマーケティング担当者を招いたトークショーの前に何を思ったかレオタード姿の派手なダンサー集団がステージで踊り、そこに人が群がったのはいいものの、ダンスが終わるとみんな蜘蛛の子を蹴散らすように消えていき、席はガラガラに。。そこに登壇してきた結構な肩書の人たちが「マーケティング」について語るという秀逸なコント。 ただ人を集めればいいという発想で、金儲け「しか」考えていない人や、目の前のことにしか興味のない人(もっと言えば、目の前のことをを「論破」することしか考えてない人)をいくら集めたところで、よいコミュニティが生まれるわけもなく、サービスや製品が健全に広まっていくこともありません。アルゴランドのようなパブリック・ブロックチェーンとそのエコシステムの成功には、とくに「コミュニティ」が重要な役割を果たすので、ここを見誤るとお先真っ暗になります。 現在進行形の国家と中央集権型巨大テック企業との争いの中に、次世代を担う分散型プラットフォームの中核を担う立場で参画し、その三つ巴の争いを勝ち抜くためにも、健全かつ強力な「コミュニティ」の存在が肝になってきます。ちなみに上述のトークショーですが、私は来日していたイスラエル人のパートナーにアテンドしており、どうしても観たいというので最前列に陣取っていたため逃げ遅れ、最後まで全く興味のない話を聞く羽目になりました。時間の無駄ですので、そんなことにならないように心がけましょう。
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