週刊アルゴランド・ジャパン Vol. 20【2021年 9月6日発行】

週刊アルゴランド・ジャパン Vol. 20【2021年 9月6日発行】


米国MIT発パブリック・ブロックチェーン「アルゴランド(Algorand)」の最新情報プラスαを毎週月曜日にお届けします。皆様からの協業・提携、助成金申請、イベント共催などの各種ご提案も絶賛受付中!お気軽にお問い合わせください。

【はじめに】 アルゴランドはよく「技術力は最高峰なのに価格に反映されない。ちゃんとマーケティングをやっているのか?」とSNSなどでイチャモンをつけられたりしていますが、マーケティングなしでエルサルバドル政府がアルゴランドの導入を決めたり、16の政府・中央銀行がCBDC発行に向けてアルゴランドと協働などしないわけです。さらに世界中ですでに750以上の企業などがアルゴランド上でアプリケーションの開発に取り組んでおり、toBの観点から言えば、ものすごいマーケティング力です。 アルゴランドはあくまでプラットフォームであって、その上に様々なDappsを開発したりサービスを提供したりするパートナー、そしてそれらを利用するエンドユーザーがいて初めてその価値を発揮できます。トークンを沢山の人に買ってもらうこと(だけ)が目的ではありません。toCではなくtoBで、その先にtoBtoCとなる流れです。 これから始まるガバナンスの分散化においては、Dapps開発企業などだけではなく、個人もプロアクティブにアルゴランドに関わっていけるようになりますので、toCマーケティングにも注力していく必要はあります。ただここでも投機家向けのマーケティングは不要で、むしろ害悪にしかならず、注力すべきはアルゴランドのエコシステムをともに拡大していくためのビジョンを共有できる個人・企業などの開拓になります。このビジョンの共有がないと、ガバナンスにおける「投票」が機能しなくなります。 toC向け、投機家向けのマーケティングに注力していた、もしくはそれしか出来なかったところは衰退していきます。犬のコインだけで十分。これからブロックチェーン/暗号資産はユースケース競争の時代に突入していきます。「使える」もの、それもクリプト空間だけではなく実社会で使えるものでなければマス・アダプションにはつながっていきません。その視点を忘れずに、アルゴランド関連のニュースを見ていきましょう。

=================================== 1.注目ニュース


(1)エルサルバドルが国家インフラ構築に活用するブロックチェーンとしてアルゴランドを選択

6月初めにエルサルバドル議会がビットコインを法定通貨化する法案を可決して以来、世界から大きな注目を集める同国ですが、今回、国家インフラ構築にブロックチェーンを導入するため、そのプラットフォームとしてアルゴランドを選択し、開発パートナーとしてラテン・アメリカですでに数多くの実績のあるKoibanxと協力協定を締結しました。 Koibanxはエルサルバドル国家登録センター(CNR)と共同でプロジェクトを進めています。このシステムを構築することで、各個人や組織は、書類とともにトークンやハッシュを含む自分のアドレスを持つことになります。また、民間企業や個人と政府機関との間のすべての取引は、アルゴランドのプロトコルで記録されます。 現時点で、ステーブルコインなどの発行に関しては特に計画しているわけではないとのことですが、将来的には大きな可能性がありそうです。 >El Salvador to Launch Government Blockchain Infrastructure on Algorand This Year >El Salvador to develop blockchain infrastructure using Algorand >エルサルバドル、政府のブロックチェーン・インフラをアルゴランドで開発するため、Koibanxと協力協定を締結


(2)10月1日にガバナンス分散化開始!当初は既存の参加報酬と新たにできるガバナー報酬の両方を獲得可能。その料率は?

ガバナンス分散化に伴い「ガバナー報酬」が導入されると、既存のAlgoを保有しておくだけで入ってくる「参加報酬」は廃止されますが、当初は両方を獲得できる移行期間が設けられています。その際の料率に関する詳細な説明がこちらになります。 ガバナーになる数によって変わってきますが、基本的には控えめの合計20%を想定しておくのが良さそうです。ガバナーになる方法やウォレットの設定方法などは今月中に順次アナウンスがありますので、見逃さないようにしておきましょう。 >高いアルゴランド・ガバナンス報酬 >ガバナンス分散化Q&A


(3)フェラム・ネットワークがクロスチェーン・トークン・ブリッジをアルゴランドに統合し、相互運用性を強化 フェラム・ネットワークは、デフレ型のクロスチェーン・ブロックチェーン・アズ・ア・サービスDeFi企業であり、クリプト業界全体のプロジェクトにトークン・ユーティリティとアドバイザリー・サービスを追加することに特化しています。スタートアップ企業や既存の組織を支援するホワイトレーベルのブロックチェーン・ソリューションを構築し、製品をより早く市場に投入することを可能にします。 >Ferrum Network(フェラム・ネットワーク)、アルゴランドを同社のクロスチェーン・トークン・ブリッジおよびStaking as a Serviceソリューションと統合するための助成金を受領


(4)Quantoz、アルゴランド・ベースのトークン化債券/電子マネーのためのピアツーピア・プラットフォームを開発 Quantozは、債券、電子マネー、その他のトークン化された資産のためのアルゴランド・ベースのピアツーピア・プラットフォームを構築し、ヨーロッパの中小企業が資本市場に容易にアクセスできるようにします。レイヤー1技術を用いたアルゴランド・ブロックチェーン上のトークン化された債券や電子マネーを利用し、QuantsのNEXUS技術によって管理されます。 >Quantoz、アルゴランド・ベースのトークン化債券/電子マネーのためのピアツーピア・プラットフォーム開発に向けた助成金を獲得


(5)その他 - コインポストでマンスリーレポート再開。 - 2019年に締め切られた初期サポーター向け「2億Algoステーキング報酬プログラム」の最終アップデートが報告されました。 - アルゴランド北米エリア担当事業開発責任者Barry Finkelsteinが、 Benzinga Crypto Festivalにおけるプレゼンで「現在アルゴランドでは16のCBDCプロジェクトがアクティブ」と発言。 - アルゴランドがLe Mans Virtualのスポンサーに。 - アルゴランドのアカウント数1300万突破

=================================== 2. アルゴランド・ジャパンの現在の優先ミッション 続々登場する各DeFiの解説記事シリーズのメディアでの展開、」そしてアルゴランド・エコシステムのあらゆるQ&Aをまとめるサイト「」ALGO13」も企画中です。 アルゴランド・エコシステムの拡大のために「私はこんな事ができる」という提案があれば、どしどしお寄せください。ALGO報酬が付く形で検討します。 *財団で認められた提案は基本的に「バウンティ・プラットフォーム」にて掲載していく予定です。 <これまでの既報ミッション>  *詳細はバックナンバーをご参照ください。 (1)【開発パートナー募集】 (2)【$ALGO決済導入先募集】 (3)【ユーチューバー/コンテンツ・クリエイター募集】 (4)【ウォレット日本語化】(済) (5)【開発者ポータル日本語化】 (6)【各分野担当アンバサダー募集】 (7)【アルゴランド上の各プロジェクトの日本向けプロモーション担当者募集】

=================================== 3.イベント案内


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