週刊アルゴランド・ジャパン Vol. 14【2021年7月26日発行】

週刊アルゴランド・ジャパン Vol. 14【2021年7月26日発行】



米国MIT発パブリック・ブロックチェーン「アルゴランド(Algorand)」の最新情報プラスαを毎週月曜日にお届けします。皆様からの協業・提携、助成金申請、イベント共催などの各種ご提案も絶賛受付中!お気軽にお問い合わせください。


【はじめに】 オリンピックが無観客で開催される中、東京ドームで新日本プロレスが有観客で興行を開催。メインイベントに出場予定の飯伏が肺炎で当日に欠場発表という中、颯爽と代役を買って出たのがエース棚橋。棚橋といえば、K1やPRIDEの人気に押されて新日本が格闘技路線に傾きかけていた2002年、まだ入門3年弱の若手だったときの伝説の札幌・猪木問答で「俺は新日本のリングでプロレスをやります!」と宣言し、以来、お客の入らない暗黒期の新日本にあって、ブーイングクを浴びながらも「新日本プロレスは俺がいるから大丈夫です」とめげずに支え切り、プロレス人気復活にまで持ってきたまさにエース。そんな棚橋だから、飯伏の試合を楽しみにしていたファンにも代役を納得させてしまうだけの力がある。もちろん試合でも、勝ってもおかしくなかったところまで持っていってしまうだけの実力もある。 プロレスをやるために新日本に入って、ちょっと格闘技人気に押され気味だからといって、路線を変えてしまうのでは「信念」がない。これはブロックチェーンで言えば、「非中央集権・分散化」が肝であるはずなのに、スケーラビリティやセキュリティのために(更にいうと手っ取り早いお金儲けのために)それを犠牲にしてしまうようなもの。いま巷に数多く存在するプラットフォームにはそんな妥協しまくりのものばかりだが、それらはエースにはなれないし、なる資格もない。いっとき脚光を浴びるかもしれないが、ブームの終焉とともに、消えていくだけ。 アルゴランドは「非中央集権・分散化」を当然のものとして徹底的に拘り、スケーラビリティとセキュリティも同時に実現する「ブロックチェーンのトリレンマ」を解決済み。分散化がいらないのであれば、ブロックチェーンを使う必要はない。アルゴランドは信念を曲げることなく、エースとして業界を引っ張っていく。「ブロックチェーンはアルゴランドがいるから大丈夫です」。



=================================== 1.注目ニュース



(1)コミュニティ中継ノード・パイロット・プログラムに世界中から105件の応募

より多くの関係者がコミュニティで積極的な役割を果たせるようにすることと、中継ノードの多様性と数を増やし、ネットワークの継続的な健全性と運用を確保することを目的としたパイロット・プログラムの応募期間が終了しました。 世界中から105件の応募があり、この中からの選出者がガバナンス分散化開始と同じ本年第4四半期より運営を開始。当初は6ヶ月間ですが、成功した場合は延期されます。 <復習:アルゴランドのノード構成について> アルゴランドでは、中継ノードと非中継ノードの2種類のノードで構成されるオーバーレイ通信ネットワークを採用しています。中継ノードは、ネットワークの通信バックボーンを構成し、接続されたすべての非中継ノードにブロックをルーティングし、コンセンサス参加ノード間でコンセンサス・プロトコル・メッセージをルーティングします。コンセンサスに参加するのは非中継ノードのみで、すべての通信は中継ノードを介して行われます。(非中継ノードは複数の中継ノードに接続することができますが、他の非中継ノードに直接接続することはありません)。 中継ノードは、他のノードが接続する場所です。そのため、中継ノードは、多数の接続をサポートし、これらの接続との間で流れるすべてのデータに関連する処理負荷を処理できなければなりません。そのため、中継ノードは非中継ノードに比べて大幅に多くの電力を必要とします。中継ノードは常にアーカイブ・モードで構成されています。 >アルゴランド・コミュニティ中継ノード運営パイロット・プログラム応募期間終了のお知らせ




(2)インドにおける暗号通貨ブロックチェーン教育を支援、FinStreetに助成金授与


Finstreetは、インド初の暗号通貨教育プラットフォームで、ブロックチェーンと暗号通貨の教育に重点を置いています。Finstreetは、YouTubeチャンネルを使ってインドのコミュニティに参加してもらい、ブロックチェーンに関する最新のニュースを伝え、WEB3.0を簡単かつ安全に閲覧するために必要な教育コンテンツを提供しています。Finstreetは、アルゴランドについて開発者を教育するための教育シリーズを作成し、アルゴランド・ブロックチェーンでの開発を促進します。 >インドの暗号通貨教育機関であるFinstreetが、アルゴランド財団の助成金の最新の受領者に



(3)その他 - ヒューマノイド・ロボット「ソフィア」とコラボ?! - SmileCoinがイーサリアムからアルゴランドへ移行 - ゴールドマン・サックスが投資家や関係者に送ったクリプトに関する最近のホワイトペーパーで、イーサリアムに代わる高速なクリプトとしてALGOに言及 >レポート - 中国・杭州で開催のWorld Blockchain Conferenceにアルゴランド財団ブース出展、北京ビッグデータ研究院のMo Xiaokang氏もアルゴランドの技術に言及


=================================== 2. アルゴランド・ジャパンの現在の優先ミッション 今後は基本的に「バウンティ・プラットフォーム」にて掲載していく予定です。 <先週までの既報ミッション>  *詳細はバックナンバーをご参照ください。 (1)【開発パートナー募集】 (2)【$ALGO決済導入先募集】 (3)【ユーチューバー/コンテンツ・クリエイター募集】 (4)【ウォレット日本語化】(済) (5)【開発者ポータル日本語化】 (6)【各分野担当アンバサダー募集】 (7)【アルゴランド上の各プロジェクトの日本向けプロモーション担当者募集】



=================================== 3.イベント案内



(1)アジア太平洋アルゴランド財団コミュニティ・オールハンド 7月27日(火)午後7時スタート(日本時間) *日本公式テレグラムで同時通訳予定 日本ユーザーにも大きく関係があるプロジェクトが勢揃い。通常の世界向けイベントはいつも日本時間深夜の開催ですが、今回はアジア時間に合わせた初の開催となります。 Algomint(アルゴミント):アルゴランド・プロトコルを利用したデジタル資産の鋳造会社です。Algomintは、アルゴランド・ネットワーク上で様々なデジタル資産を鋳造するためのブリッジを提供し、新興のアルゴランドDeFiマーケットプレイスへのアクセスを可能にします。 Yieldly(イールドリー):Algorand Asia Accelerator 2020参加企業。アルゴランド・ブロックチェーン上に構築された初の分散型金融プラットフォーム。 CurveGrid(カーブグリッド):CurvegridのMultiBaas NFT Bridgeにより、企業はNFTおよびブロックチェーン技術をビジネスおよび消費者向けのモバイル・アプリケーションにシームレスに組み込むことができます。 Props(プロップス):透明かつ公正にユーザーに報酬を与えることができるアプリのネットワークにオープンソースのインフラを提供します。 >参加登録はこちら *日本からの参加者が多ければ、「日本向けイベント」開催へとつながっていきますので、ぜひご参加ください!



=================================== 4. ユースケース紹介



ORION PROTOCOL Orion Protocolは、これまでに開発された中で最も先進的な流動性アグリゲーターをベースに、クリプト市場全体の流動性(CEX、DEX、スワッピングプール)を1つの分散型プラットフォームに集約することで、DeFiにおける最大の問題を解決します。Orion Protocolは、ダイナミック・コイン・オファリング(DYCO)を実装した最初のプロジェクトです。DYCOは、ユーティリティー・トークンがTGE(トークン生成イベント)後最大16カ月間米ドル建てで保証され、参加者は80%の払い戻しを受けることができる新しいトークン・セールの枠組みで、これまでクリプトでは見られなかった保護と安全性を提供します。 ORIONのアルゴランドとの連携について ORIONは、Eterna Capital、Borderless Capital、アルゴランドが主導するEterna Capital Venture Studioに参加し、金融、取引所、カストディなどの分野で価値のあるソリューションを創造する新興企業の軌道を加速させています。ベンチャースタジオでは、アルゴランドと協力している開発者や起業家に対して、dAppsを作成するための様々なツールやリソースを提供します。ORIONとアルゴランドは、分散型金融インフラのビジョンを共有しています。 Orion Terminal:クリプトへのノン・カストディアル・ゲートウェイ Orion Protocolは、これまでに開発された最先端の流動性集約装置をベースに、市場のあらゆる取引所の流動性を1つの分散型プラットフォームに集約しています。これにより、主力製品であるOrion Terminalの開発が可能となり、単一の、ノン・カストディアルな、くりぷとへのゲートウェイを提供します。 >ORION Protocol



=================================== 5.今週の注目コンテンツ



(1)Illuminating The Dark Age Of Blockchain: Algorand 先日アルゴランドのファンドを立ち上げたアーリントン・キャピタルによる40ページのレポートと、それをもとにしたウェビナー。 レポートはとても哲学的で、読み応えがあります。 >40ページのペーパー「Illuminating The Dark Age Of Blockchain: Algorand」 またウェビナーも、シルビオ・ミカリをゲストに迎え、「DeFiウォーの現状」「アルゴランドの暗号化と政治的デザイン」「ハイブリッド実験としてのアルゴランド -- DeFiとTradFiの融合の可能性」について語られています。 >ウェビナー



(2)暗号通貨決済対応のためにBleumiがアルゴランドを選んだ理由 アルゴランドとの統合により、Bleumi Payは前例のないレベルのパフォーマンスを実現し、アルゴランドのネイティブトークンであるALGO、あらゆるアルゴランド標準アセット(ASA)、そしてアルゴランド上に構築された将来の中央銀行デジタル通貨(CBDC)へのサポートを提供します。このプラットフォームは、マイクロトランザクションを含む、これらのアセットを使った決済とペイアウトのオペレーションをシームレスに処理することができます。


(3)Securitize: Next-Generation Blockchains Provide Much Needed Alternative to Ethereum セキュリタイズの共同創設者Jamie FinnによるDeFiプラットフォーム考察。イーサリアムはガス代が高騰しているため、大金を動かすユーザーしかまともに使えない。アップデートが予定されているとはいえ懐疑的。セキュリタイズは一つのプラットフォームに依存するリスクを考え、オープン・アーキテクチャで構築してきており、技術の進化とともにその都度ベストのプラットフォームを選ぶことができる。今注力しているのはAvalancheとアルゴランドの2つ。


=================================== 6.コミュニティ (1)公式ツイッター フォロワー数1588。 >アルゴランド日本公式ツイッター (2)公式テレグラム メンバー数1041。 チップボットの利用法や、Yieldlyの利用法、Q&Aなど、メンバー作成コンテンツができてきているようですので、ジャパンのサイト上にまとめページを企画中です。 >アルゴランド日本公式テレグラム (3)公式グッズ・ショップ もうしばらくお待ち下さい。 >グローバルのアルゴランド・コミュニティへのご登録はこちら

=================================== 7. その他色々 (1)今週の視点 ブロックチェーン上に構築されるアプリケーションは、基本的に世界中どこからでも誰の許可もいらず同じ条件でアクセスし利用できる。完全に分散化したものであれば、規制もしにくい、というか出来ない。中途半端な構造のものには規制が入りやすいが、そもそもそこには仲介者として「手数料を稼ぐ」意図を持った人がいて、そこが規制されるだけ。そもそもそんな「仲介者」を排除するのがブロックチェーンなのだから、そこは特に問題ではない。 (2)今週の数字 「32億」 今年10月からの開始が予定されているアルゴランドのガバナンス分散化によって、財団からコミュニティの管理下へと移行されるALGO総量。現在価格で3000億円くらいに相当します。今後のエコシステムの拡大によっては額は増大するかもしれません(もちろんALGOの量自体は変わりません)。 (3)今週の英語 [Frictionless] フリクションレス、摩擦のない よくFrictionless Financeというときに使われますが、金融における「摩擦」とは高い手数料であったり、手続きにかかる時間、さらには利用可能範囲(たとえばペイペイは日本でしか使えない)など、多岐にわたります。これらの摩擦のない状態をFrictionlessといいます。 With an award-winning team, we enable traditional finance and decentralized financial businesses to embrace the world of frictionless finance.(数々の賞を受賞したチームと共に、私たちは従来の金融や分散型金融ビジネスが摩擦のない金融の世界を受け入れることを可能にします。) (4)今週の小ネタ 27日開催の財団ウェビナーに1分ほどの録画で登場しますが、タイミング悪く右目が腫れてしまったためサングラスを着用しています。実は腫れた日はちょうどマルタで外国人もワクチン摂取ができるようになった日で、行く気まんまんでしたが延ばしました。もし腫れるのが一日遅れていたら間違いなく「ワクチンのせい」にしていたはず。恐ろしい話です。 (5)おススメの本 棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか Kindle版 棚橋弘至 (著) ガラガラの会場、ブーイングの嵐、会社の身売り…存亡の危機にあった新日本プロレスを支え続け、ついに奇跡の復活へと導いた立役者・棚橋弘至。プロレスファンからの罵倒を乗り越え、不動のエースになった「100年に1人の逸材」が、逆境の中でもがき続けた日々を激白する。 >読んでると、やる気が出てきます。 (6) 今週の美味い飯 日本一のレバー溶岩焼き@赤坂 金舌 まだレバ刺しOKだった頃は「日本一のレバ刺し」で売っていました。レバー以外のものもなんでも美味しいお店。実はリーマン・ショック後に暇だったとき、同じビルの会員制ワインバーでマスターをしていたことがあり、よく通ってました。 では今週も張り切っていきましょう!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー アルゴランド•ジャパン https://www.algorand-japan.com *アルゴランド・ジャパンは日本向けにアルゴランドの情報を配信するサイトです。当メルマガは、2019年12月よりアルゴランド日本担当アンバサダーとなり、2021年4月からはコミュニティ・チャンピオンに就任しているakio(Twitter: @AkioAlgorand)による責任監修のもとで配信しています。日本公式テレグラムはこちら(https://t.me/AlgorandJapan)。 *各種お問い合わせはサイト上のフォームよりお願いします。 *一般的な質問などはテレグラムで行って情報共有を促進しましょう。 <バックナンバー> 本メルマガのバックナンバーはこちらでご覧いただけます。 【英語公式サイトはこちら】 Algorand Inc. : https://www.algorand.com Algorand Foundation : https://algorand.foundation Algorand Wallet : https://algorandwallet.com Algorand Developer Portal : https://developer.algorand.org