Milkomeda、アルゴランド財団からSupaGrantを受け、EVM機能をアルゴランド・ブロックチェーンに導入
by Milkomeda財団
新規L2プロトコルであるMilkomedaは、Milkomeda A1ロールアップを開発するための助成金を受け、アルゴランドにEVM機能をもたらし、ブロックチェーンの相互運用性を強化します
ジョージタウン、グランドケイマン、2022年10月11日 /PRNewswire/ -- Milkomedaは、アルゴランド・エコシステムのためのA1ロールアップを開発するためにアルゴランド財団からSupaGrantを受け取ります。この新しいプロトコルは、アルゴランド・エコシステムにユーザーフレンドリーなEVM互換ソリューションを導入し、世界で最も人気のあるスマート・コントラクト言語であるSolidityで記述する数十万人の開発者に開放します。
「アルゴランド財団は、SupaGrantを通じて、Milkomeda a1を軌道に乗せ、現実のものとするために重要なサポートを提供しています。ロールアップとEVMをアルゴランド・エコシステムに導入する最初のプロジェクトとなり、私たちが得た多くの工学的洞察を開発者コミュニティと共有し、さらなる成長を促進することを楽しみにしています。私たちは、アルゴランドのすべてのユーザーに新しい機能と体験を提供することに重点を置き、エコシステム全体の重要な一部となることを楽しみにしています」
- Milkomeda財団ディレクター、Rob Kornacki
Milkomeda A1ロールアップは、斬新なデータ利用可能プロトコルによって機能するEVMベースのレイヤー2技術であり、EVM機能をアルゴランド・ブロックチェーンにもたらすために特別に開発されたものです。A1ロールアップはアルゴランドのパブリック・テストネットで稼働しており、メインネットのローンチは10月に予定されています。EVM機能とSolidityで記述する開発者をアルゴランドにもたらすことで、ブロックチェーンの相互運用性が向上し、アルゴランドのユーザーが利用できるdAppsの量と種類が増えます。また、アルゴランド・ブロックチェーンの全体的な汎用性とアクセス性を高めることで、ユーザーと開発者の両方によるアルゴランドの採用を後押しするものです。
これにより、開発者は既存のスキルセットを利用して、アルゴランド・エコシステム用のスマートコントラクトやdAppsをすぐに書き始めることができ、カーボン・ニュートラルなアルゴランド・ブロックチェーンの高い処理能力、即時終了性、低コストのメリットを活用することが可能になります。
SupaGrantプログラムは、アルゴランド財団によって実施され、アルゴランド・エコシステムのための安全で高品質なソリューション構築のために、経験豊富な研究開発チームに助成金を授与しています。今回Milkomedaに授与された助成金は、「アルゴランド上でEVM互換性を実現するために必要な技術的作業を探求し加速する」チームに指定されており、アルゴランド・ブロックチェーンの相互運用性を高め、アルゴランド上のdAppsと開発者の数を増やすためのアルゴランド財団とMilkomedaによる共同作業を象徴しています。
「アルゴランドにMilkomedaが登場したことに感激しています。イーサリアム上で動いているすべてのプロジェクトが、摩擦なくアルゴランドにデプロイできるようになりました。プロジェクトがアルゴランドのUXの素晴らしさ(高速、安価、堅牢!)に気づけば、ユーザーにクラス最高の体験を提供できることがわかるはずです!」
- アルゴランド財団CTO、ジョン・ウッズ
Milkomedaは、Archetype、Arrington Capital、SOSV、Circle Ventures、Borderless Capital、Coinbase Venturesといった投資家から支援を受けています。詳細については、milkomeda.comをご覧ください。
Milkomedaについて
Milkomedaはブロックチェーンの相互運用プロトコルであり、斬新なレイヤー2ソリューションを使ってEVM機能を非EVMブロックチェーンに提供しています。現在、Milkomedaはカルダノとアルゴランドの両ブロックチェーンにEVMソリューションを導入し、ブロックチェーンの相互運用性を高め、ブロックチェーン分野における開発者の可用性を高めています。
元記事:https://www.algorand.foundation/news/milkomeda-evm-supagrant
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