アルゴランド、プロトコルの最新アップグレードでパフォーマンスを向上；アプリ開発を効率化する重要な新機能を搭載
業界をリードするレイヤー1、メインネット開設4周年と3,000万ブロック突破を祝う
マサチューセッツ州ボストン、2023年6月22日-ピュア・プルーフ・オブ・ステーク（PPoS）のLayer-1ブロックチェーン・ネットワークであるアルゴランドは、ブロック時間の短縮やその他の業界をリードする改善を実現する最新のプロトコル・アップグレードにより、実世界のアプリケーションに必要な先進技術を提供し続けています。
本日のプロトコル・アップグレードは現在メインネットで稼働開始しており、即時の取引完了を維持しながら、ブロック時間をおよそ3.3秒に短縮し、スピードを10%以上向上させています。アルゴランドのトランザクションを瞬時にファイナライズするユニークな機能は、その他のパフォーマンス強化とともに、アルゴランド・ベースのアプリケーションに、ブロックチェーン技術に固有のセキュリティと分散化を活用しながら、従来のWeb2アプリケーションに匹敵するユーザー・エクスペリエンスを提供する力を与えます。
今週、この業界をリードするプロトコルは、アルゴランド・メインネットの4周年を祝うとともに、3,000万ブロック目を記録しました。2019年に稼働して以来ダウンタイムがゼロであるということからも、この功績は評価されています。
アルゴランドの最新の技術リリースには、開発者コミュニティからの貴重なフィードバックが組み込まれており、アプリケーション開発がより速く、よりアクセスしやすく、よりコスト効率的になることを保証しています。アルゴランドでビルダーが利用できる最新の製品と機能強化の一部を紹介します：
Simulate：スマートコントラクトのための強力なシミュレータ。Simulateを使用することで、開発者はメインネットにデプロイする前に厳密にテストし、問題を特定し、修正することができます。Simulateはまた、ブロックチェーン・データの高度に汎用的な読み取りを可能にし、開発者にブロックチェーンへの明確でカスタマイズ可能なビューを提供します。Simulateの詳細については、こちらの概要をご覧ください。
新しい開発者機能：新機能には、アプリケーション呼び出しのためのグループ・リソース共有、dAppsをテストするためのdevmodeタイムスタンプ制御、トランザクション・グループの状態更新のための新しいAlgodエンドポイントなどがあります。これらの機能の詳細については、こちらをご覧ください。
Conduit：柔軟で軽量なデータ・アクセスのための新しいツール。この技術により、開発者は独自のデータ・ソリューションを実行し、シンプルで柔軟かつ手頃な価格で特定のデータ・ニーズにアクセスできるようになります。Conduitの詳細については、こちらの概要をご覧ください。
アルゴランドの最高製品責任者であるポール・リーグル（Paul Riegle）は次のように述べています。
「我々は、アルゴランドが開発者に最高の技術を提供し、エンドユーザーに体験してもらうことに全力を注いでいます。これらの新機能を通じて、開発者はカスタマイズされたデータセットと、より迅速で効率的なテストにより、より高品質のdAppsをより早く市場に投入することができます」
アルゴランドは、10,000 TPSの速度を達成し、State Proofsを通じて量子的に安全な相互運用性をサポートするなど、最先端のブロックチェーン・プロトコルとしての地位を確立し続けています。本日のプロトコルのアップデートは、アルゴランド財団がアルゴランド上でWeb3アプリケーションを構築するための包括的で使いやすい開発者ツールスイートであるAlgoKitを発表したことに伴うものです。
アルゴランドとその技術的な詳細については、https://developer.algorand.org/ をご参照ください
元記事：https://medium.com/algorand/algorand-boosts-performance-in-latest-protocol-upgrade-incorporates-key-new-features-for-429e5cf6b2de