アルゴランドとAIKONの助成金パートナーシップのアップデート
2021年6月10日 - 2020年にアルゴランド財団の助成金を受けたAIKONは、ブロックチェーン技術に内在する複雑さを取り除くことを使命としています。このパートナーシップにより、AIKONはこの目標達成に一歩近づいています。
昨年、アルゴランド財団とAIKONは、企業が大規模にブロックチェーンを導入するための新しいパートナーシップを発表しました。成功を追跡するためのマイルストーンを設定し、AIKONはアルゴランド・ブロックチェーンをORE IDに統合し、Open Rights Exchange(ORE)Chain JS用のアルゴランド・プラグインを開発するという目標を達成しました。
また、アルゴランド・ブロックチェーン上に構築された全く新しい製品「ORE Vault」の提供を開始しました。
AIKONのCEOであるMarc Blinderは次のように述べています。「アルゴランド・ブロックチェーンのおかげで、AIKONはスピードと価格の安定性をお客様に提供できるようになりました。当社のお客様が取引を実行する前に価格を知ることができるという事実は非常に貴重です。本質的に持続可能なソリューションに加え、財団の世界的な暗号技術者とのパートナーシップは素晴らしいものでした。」
AIKONのブロックチェーン・ベースのID管理ソリューション「ORE ID」を通じて、アルゴランド・インクのような企業やそのエンドユーザーが、親しみやすく使いやすい方法で秘密鍵を作成・管理できるようになります。ORE IDを導入することで、企業はカスタマー・エクスペリエンスを変えることなく、顧客基盤をブロックチェーンに移行することができ、業界のコアな問題の一つを解決することができます。
最新の製品であるORE Vaultは、そのビジョンを継続しています。ORE Vaultは、直感的な操作が可能なエンタープライズ・グレードのマルチシグ・ウォレットです。実際に、ORE Vaultでの最初の取引では、Algoトークンが送られました!
アルゴランド・ブロックチェーン上に構築された ORE Vault の顧客は、トークンの完全な保管を維持しつつ、取引や承認に対するチームの可視性を高めることができます。また、近日中にWalletConnectとの統合を予定しています。
アルゴランドのエコシステムやコミュニティで大きな出来事が起きていることを嬉しく思いますし、AIKONチームが次に何をするのかとても楽しみにしています。
AIKONについて
AIKONは、デジタル資産経済を実現し、世界中のユーザーに力を与えることを目的として、2018年に設立されました。あらゆる資産やサービスがより安全に、簡単に、そして中間業者を介さずに管理できるようになるところで、AIKONはデジタルの権利やアクセスを管理するOpen Rights Exchangeプロトコルを開発し、セキュアなアイデンティティ・サービス「ORE ID」でブロックチェーンの主流への導入を可能にしてきました。AIKONは、「ORE ID」を通じて、企業とそのエンドユーザーが、親しみやすく使いやすい方法で秘密鍵を作成・管理できるようにしています。ORE IDを導入することで、企業はカスタマー・エクスペリエンスを変えることなく、顧客基盤をブロックチェーンに移行することができ、業界のコアな問題の1つを解決することができます。
元記事:https://algorand.foundation/news/algorand-aikon-grant-partnership
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