週刊アルゴランド・ジャパン Vol. 5【2021年5月24日発行】

更新日:2021年6月21日

週刊アルゴランド・ジャパン Vol. 5【2021年5月24日発行】



米国MIT発パブリック・ブロックチェーン「アルゴランド(Algorand)」の最新情報プラスαを毎週月曜日にお届けします。皆様からの協業・提携、助成金申請、イベント共催などの各種ご提案も絶賛受付中!お気軽にお問い合わせください。


【はじめに】 いわゆるパパ活とかギャラ飲みというのは、分散型キャバクラみたいなもの。ただこれを効率的に回すためには、今のところは中央集権的なアプリが必要とされる。仮想通貨でいうところの中央集権的取引所(CEX)が必要とされているのと同じ。でも、CEXがいずれはDEXに取って代わられるのと同じく、現状の様々な「なんちゃって」分散型の仕組みは本物の分散型に移行していくはず。そしてそれが一番先に実現するのは、ブロックチェーン・プラットフォームのガバナンスであることは言うまでもない。アルゴランドが10月開始予定のガバナンス分散化に関して、今のうちから学んでおきましょう。未来の設計図がそこにあります。


=================================== 1.注目ニュース


(1)Yieldly、アルゴランド上で初のIDO実施 DeFiプロジェクトを展開するYieldlyが、アルゴランドで初となるIDOを開始しました。DEXであるTrustSwapでの資金調達となりますが、Yieldlyはアルゴランドがボーダレス・キャピタルなどと実施しているアルゴランド・アジア・アクセラレータ・プログラム出身のプロジェクトで、プログラム終了後にVC数社からの資金調達に成功したあと、今回のIDOへと進んできました。 Yieldlyの提供するDeFiプロダクトの中でも注目されるのは「損失のない宝くじ」機能付きのプール「Yieldly Pool」。大雑把に言うと、このプールにALGOを入れておくと、プール全体のステーキング金利分が宝くじ賞金の原資になって、プールしている人に毎回当たるチャンスがあるというもの。金利分が掛け金になり、元本が減るわけではないので、「損失なし」となる仕組み。イギリスでプレミアム国債として人気の仕組みを導入した形になります。厳密に言えば、金利分が宝くじの掛け金になって自分に入ってこないので「損している」と言えなくもないような気もしますが、考え方次第というところでしょうか。いずれにしろ、IDO完了後にはこのYieldly Poolも含めて各種サービスが開始されますので、乞うご期待。 >Yieldly公式サイト <関連記事> >【コインポスト】アルゴランド初のIDOを実施、DeFiプロジェクトが資金調達



(2)ラテン・アメリカで発行開始!アルゴランド上のコロナ・ワクチン接種パスポート「VitalPass」 世界中でワクチン接種が進む中、その証明書の管理が重要になっています。国内はもちろん、海外渡航の際にも接種証明は通常のパスポートと同等の重みを持ってきそうです。そんな中、アルゴランドの先進的なブロックチェーン技術により開発された「VitalPass」は、ワクチン接種を追跡するための初のデジタル・パスポートで、ラテン・アメリカ全域のワクチン接種プロセスにおけるセキュリティ、トレーサビリティ、透明性を保証します。日本にも同様のものが早く導入されることが期待されます。 <関連記事> >COVID-19ワクチン接種を追跡する初のブロックチェーン・ベースのシステム「VitalPass」がコロンビアで提供開始、ラテン・アメリカの国々に拡大予定



(3)欧州拠点の音楽著作権プラットフォームANote Musicがアルゴランド統合 ANote Musicは、音楽著作権への投資を行うヨーロッパのマーケットプレイスで、オルタナティブ・アセット・クラスとしての音楽に機会を見出し、音楽業界と資本市場のギャップを埋めています。出版社、レコード会社、アーティストが音楽著作権を販売することを可能にし、新しい資金調達の仕組みを導入するとともに、ユーザーに新しい投資機会と有望なアーティストの株式を所有する機会を提供しています。 >ANote Music公式サイト <関連記事> >ANote Musicのマーケットプレイスにアルゴランドが統合。クリエイターの活躍の場が広がり、NFTも登場。



(4)スマートコントラクトが更に進化! アクセス可能言語とAlgorand Virtual Machine (AVM)の最新情報。 世界初のカーボン・ネガティブ・スマートコントラクト・システムであるアルゴランドのスマートコントラクトは、他のプラットフォームのスマートコントラクトとは異なり、高速(他のトランザクションと同じ速度)、安価(他の取引と同じコスト - 0.001 Algos)、レイヤー1上であることを確実にし、その結果、アルゴランドのコンセンサス・プロトコルと同じセキュリティとファイナリティの特性を享受しています。 <関連記事> >アルゴランド、スマートコントラクト開発に新たなアプローチを導入



(5)アルゴランドのガバナンス分散化に向けた解説記事リリース! 今年10月からの導入に向けて着々と準備が進められているアルゴランドのガバナンス分散化に関する解説記事がリリースされました。意思決定に参加するガバナーの募集と報酬、投票、決定事項の実行に関する詳細が記されています。 >アルゴランドのガバナンス・プログラム:詳細解説



=================================== 2. アルゴランド・ジャパンの現在の優先ミッション アンバサダー向けタスク・プラットフォームがもう少しでローンチされます。これまでのミッションも含め、掲載されるタスク実行への立候補はもちろん、新たなタスクの提案も可能になります。海外サービスの日本市場向け展開において常に壁となるのが言語です。このプラットフォーム自体が日本語化されることはないものの、実際のタスクは日本市場向けですので当然ながら日本語で行われることになりますので、運用に際しては英語の得意な人・苦手な人でうまくチームを作っていくことも必要になってきそうです。ミッション/タスクごとになるのか、エリアごとになるのか、おそらくケースバイケースになると思いますが、いずれにしてもアルゴランドの日本展開に積極的に関わりたい方には多様なチャンスが生まれてきます。ご期待下さい。 <先週までの既報ミッション>  *詳細はバックナンバーをご参照ください。 (1)【開発パートナー募集】 (2)【$ALGO決済導入先募集】 (3)【ユーチューバー/コンテンツ・クリエイター募集】 (4)【ウォレット日本語化】 (5)【開発者ポータル日本語化】 (6)【各分野担当アンバサダー募集】

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3.イベント案内 (1)5月27日(木)00:30~01:30(日本時間) Blockchain Ireland Week 2021 - Algorand Payments & Blockchain Use Cases: より良く、より早く、より安く このパネル・ディスカッションでは、アルゴランドの4つの異なるユースケースを紹介します。 1. Monerium:ユーロ用の最初のライセンスされた電子マネー。 2. PlanetWatch:世界初の気候モニタリング技術。 3. Café Barbera:第6世代の革新的な世界的コーヒー販売会社。 4. Bleumi Pay:急成長中の企業のオーナーが、顧客の支払方法の最先端を行くために構築された、世界初のペイメント・オーケストレーション・プラットフォーム。


(2)5月27日(木)21:00(日本時間)〜 DLT and the future of public blockchains by OMFIF Digital Monetary Institute 世界中の中央銀行のシンクタンクであるOMFIFが一年前に立ち上げたばかりのデジタル・マネー・インスティチュート主催、アルゴランドがホストするディスカッションです。 *日本でもオンライン/オフライン問わず、各種イベントを開催していきます。後援も可能ですので、共に日本でブロックチェーン業界を盛り上げていきたい皆様からのご提案も大歓迎です。


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4. ユースケース紹介 「アルゴランド上のステーブルコインのユースケース」 アルゴランド上では現在、米ドルにペッグされたUSDT、USDCを始め、ユーロ、カナダ・ドル、ブラジル・レアルなどのステーブルコインが発行されています。 クロスボーダーの決済に利用可能なのはもちろん、仮想通貨の乱高下時のの避難先としての用途に使われることも多いステーブルコインですが、やはり最も大事なのは「Banke the Unbanked(これまで銀行口座を持てなかった人々に金融サービス利用機会を与える)」ことにあることを忘れるべきではないでしょう。 CBDC(中央銀行デジタル通貨)が発行されたときに、現状のステーブルコインがどのような働きをするのかについても今のうちから考えておくことも重要です。 >「アルゴランド上のステーブルコインのユースケース」



=================================== 5.今週の注目コンテンツ


(1)Lex Fridman Podcast MITの著名AI科学者レックス・フリードマンの人気ポッドキャストでアルゴランド創設者シルビオ・ミカリが「ブロックチェーンのトリレンマ」について解説。その概略をまとめたものです。 >アルゴランドはブロックチェーンのトリレンマをどのように解決するのか?- Lex Fridman PodcastでのSilvio Micaliによる解説 (2)アンバサダ