Pact：アルゴランドの流動性の本拠地
by pact.fi
アルゴランド上のDEX「Pact」をご紹介します。
分散型金融（DeFi）は過去12～18ヶ月の間に空前の成長を遂げ、分散型取引所（DEX）はエコシステムの中で最も重要なプリミティブとして製品と市場の適合性を証明しています。しかし、多くのDEXは様々な問題を抱えています。特に、基盤となるブロックチェーンを使用するだけで（イーサリアムのようなネットワークによって課される）重い経済的負担が生じるため、一般的なトレーダーにとってスワップは経済的に成り立たないものとなっています。トレーディング・プラットフォームを一般市場に普及させるためには、取引を迅速かつ低コストで行うことが必要です。Pactは、次世代ブロックチェーンであるアルゴランドを活用し、ブロックチェーン資産のスワップをほぼ瞬時に低コストで行うことができます。これにより、ユーザー体験が大幅に改善され、流動性の提供と取引量の両方において、ユーザーが飛躍的に成長する機会を提供します。
どのように機能するのか？
Pactは自動マーケットメーカー（Automated Market Maker：AMM）プロジェクトであり、当初、Pactは一定の製品、対称的な50/50プールのデザインでローンチします。これは素晴らしいUXに支えられており、Pactをアルゴランドで最もユーザー・フレンドリーなDEXにすることが私たちの中心的な目標です。Pactにとって重要なのは、熟練したトレーダーにとって十分に強力であると同時に、初心者にとっても十分にシンプルな製品であることです。アルゴランドの安価な取引では、取引にかかる総費用は、流動性提供者の手数料として一律0.3%を超えることはありません。これは、他のプラットフォームではDEXのLP手数料に加えて多額のガス料金を請求されることもあるトレーダーにとって、現状を大きく改善するものです。Pactは、他のエコシステムにある既存のAMMから最良の学習を得て、アルゴランドの技術で過給することで、イノベーションの限界を押し広げ、オンチェーンで何が可能かを追求することができます。
アルゴランドの優位性
アルゴランドで構築されたDEXは、中央集権型取引所（CEX）のあらゆる種類の取引と活動をサポートする可能性があります。
他のレイヤー1チェーンは、導入が進んでいるにもかかわらず、スケーラビリティが低いため、コスト的に厳しいことがわかっています。真に適したFuture-Fiソリューションが登場するまで、莫大な資金が様子見状態にあります。また、最も人気のあるDEXの中には、ネットワークの制限により取引量に上限が設けられているものもあります。
Pactのコアであるアルゴランドを使えば、爆発的な取引コスト、フロントランニング、ネットワークの混雑といった問題は過去のものとなります。アルゴランドの次世代ブロックチェーン・ソリューションは、Pure Proof of Stakeコンセンサス・メカニズムを採用しているため、4秒でブロック生成が終了し、フォークもなく、取引手数料も低く抑えられています（現在0..1〜0.2セント程度）。
アルゴランドが提供する技術的な優位性に加えて、そのDeFiエコシステムは爆発的な成長を遂げようとしており、今後1年間で数百ものプロジェクトが立ち上げられる予定です。これにより、アルゴランドをベースとしたDEXへの需要がさらに高まるでしょう。
歴史的に見ても、複数の流動性のある取引所が共存することで、より健全で持続可能な環境を作ることができます。アルゴランドのAMMたちも最初は似ていますが、将来は自然にそれぞれが異なる取引スタイルに進化するでしょう。
アフィリエイト・プログラム
Pactはまた、アフィリエイト・プログラムを開始する予定です。すでにPrismaticやxBackedなどいくつかのパートナーシップが確立されており、統合してボリュームを増加させた他のプラットフォームと手数料の一部を共有します。
Pactの次のステップ
本記事の公開後、Pactはコミュニティ構築の段階に入り、TwitterやTelegramで開拓していきます。これらのプラットフォームでは、2021年12月のテストネットでのローンチに向けて、定期的に開発状況をお知らせします。テストネットを開始し、Pactユーザーのコミュニティからのフィードバックを受けた後、プロトコルを微調整し、2022年にメインネットで開始する予定です。
元記事：https://medium.com/@pact.fi/pact-the-home-of-liquidity-on-algorand-14f98ef013d4