Ferrum Network（フェラム・ネットワーク）、アルゴランドを同社のクロスチェーン・トークン・ブリッジおよびStaking as a Serviceソリューションと統合するための助成金を受領
2021年9月1日 - フェラム・ネットワークは、アルゴランド財団の助成金を受けました。フェラム・ネットワークは、アルゴランドを同社のクロスチェーン・トークン・ブリッジと6種類のStaking as a Service製品に統合します。
フェラム・ネットワークは、2018年6月にクリプト業界の専門家チームによって立ち上げられました。このプロジェクトの目的は、世界規模での暗号通貨の社会導入を促進することです。フェラム・ネットワークは、クリプト空間全体のプロジェクトにトークンのユーティリティーとアドバイザリー・サービスを追加することに特化した、デフレ・クロスチェーンのBlockchain as a Service DeFi企業です。フェラムは、ホワイトレーベルのブロックチェーン・ソリューションを構築し、スタートアップや既存の組織に力を与えることで、製品をより早く市場に投入することを可能にします。
ブロックチェーン・インフラとL1ソリューションの進化を見続ける中で、イーサリアムに存在するツールが他のソリューションではほとんどないことが明らかになってきました。そこで、フェラム・ネットワークの出番となります。今回の助成金により、フェラムは同社のホワイトレーベル製品群をアルゴランドのエコシステムに提供します。そうすることで、フェラムはアルゴランドの大規模な導入の障壁を取り除くことを目指しています。フェルムは、安全なプロトコル群をネットワークに導入し、エコシステム内のプロジェクトに力を与えることで、プロジェクトがロードマップに集中し、中核製品をより早く市場に投入できるようにします。フェルムが行うすべてのことと同様に、これらの製品は、競合他社が失敗したトークンの実用性をさらに高めるものです。
さらに、フェルム・アドバイザリー・サービス (FAS)では、10件近くのプロジェクトのインキュベーションを行っており、さらに10件以上のプロジェクトがパイプラインやステルスモードに入っています。FASの目的は、機能的な製品と正当なユースケースを持つ、基本的に健全なプロジェクトを注意深く選別することです。フェルムは、FASでインキュベートされたプロジェクトをアルゴランドに紹介し、アルゴランド上で構築する際に、アルゴランドの投資部門に対する第一優先権や、助成金や開発者支援プログラムを提供することで、この点でもアルゴランドのエコシステムの成長を支援したいと考えています。
「イーサリアムのエコシステムに付加価値を与えているdAppsの数は驚異的です。その多くは、EVM互換やL2ソリューションに簡単に設定できます。しかし、これにより、よりスケーラブルなL1ソリューションは、快適性よりもスケーラビリティを選択するアーリーアダプターが少なく、島流し状態にされてしまいました。私たちは、様々な方法でこの問題を解決することができると信じています。この素晴らしい機会を与えてくれたアディ、ジェイソン、そしてアルゴランド財団の皆さんに大変感謝しています」 - フェラム・ネットワーク共同設立者兼COOイアン・フレンド（Ian Friend）
「助成金プログラムを通じて、フェラム・ネットワークをアルゴランドのエコシステムに迎え入れることができて嬉しく思います。ブロックチェーンの大規模な社会導入には、相互運用性が必須です。デジタル・アイデンティティ、ヘルスケア、サプライチェーンなどのブロックチェーンのユースケースの真価は、相互運用性なしには十分に発揮されません。フェラム・ネットワークと提携し、彼らのクロスチェーン・トークン・ブリッジと統合できることを非常に楽しみにしています」- アルゴランド財団COOジェイソン・リー（Jason Lee）
アルゴランド財団は、助成金プログラムを通じて、フェラム・ネットワークをアルゴランドのエコシステムに迎え入れることを嬉しく思います。フェラム・ネットワークの詳細についてはウェブサイトをご覧ください。
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元記事：https://algorand.foundation/news/ferrum-network-grant-award