アルゴランド財団、インパクト＆インクルージョン担当ディレクターにMatthew Kellerを任命
ケラーがチームに加わり、Algorandブロックチェーンを使用して金融包摂と環境および社会へのポジティブな影響を推進する組織や起業家のネットワーク拡大を支援
シンガポール2022年5月27日 /PRNewswire/ --チューリング賞受賞者でMIT教授のシルビオ・ミカリが発明したカーボン・ネガティブなレイヤー1ブロックチェーン「Algorand」に関連する非営利団体アルゴランド財団は本日、Matthew Kellerをインパクト・インクルージョン部門のディレクターに任命したと発表しました。
アルゴランド財団のインパクト＆インクルージョン担当ディレクター、マシュー・ケラー（Matthew Keller）
ケラーは、Director of Impact and Inclusionとして、Algorandブロックチェーンを社会的インパクトのために活用している個人や機関への助成金や投資を担当する予定です。ケラーはまた、Algorandブロックチェーンを通じてグリーン・エネルギーの検証および認証の問題を解決するために参加者にインセンティブを与えるように設計されたコンテストであるAlgorand Clean Energy Challengeを管理する予定です。最後に、Algorandブロックチェーンを社会や環境のために使用したいと考える国連機関や大規模なNGOとのパートナーシップを開発する予定です。
ケラーは、グローバルな非営利団体、多国籍機関、およびアドボカシー団体で働いた豊富な経験を持っています。以前はXPRIZE Foundationに所属し、1500万ドルのGlobal Learning XPRIZEのコンセプト立案と指揮を担当しました。このプロジェクトでは、15カ月以内に子どもたちが読み書きや数字の読み書きを独学できるよう、拡張性のあるソフトウェアの開発に世界中のチームから挑戦してもらいました。それ以前は、One Laptop per Childのグローバル・アドボカシー担当VPとして、途上国政府と連携し、国レベルでの学習技術の普及に努めました。また、ローマの国連世界食糧計画では上級弁護士として、子どもの飢餓に焦点を当てた世界的なアドボカシー・キャンペーンを展開しました。ケラーのキャリアは、ワシントンDCで米国の選挙資金調達法の改革を主導したことから始まりました。
この人事は、財団のリーダーシップ・チームを拡大し、地球規模の課題の解決に実績のある人物を加えるというCEOのステイシー・ウォーデンのコミットメントの一部です。「マットが、グローバル・インパクトと気候変動に関するイニシアチブを率いるシニアリーダーとしてチームに参加することを大変うれしく思っています。マットは、包括的で、分散化された、国境のない世界経済を可能にするという財団の使命を支えるために尽力してくれるでしょう」。
ケラーは、「善の力としてのアルゴランドに対するステイシーの信頼は、私にとって非常に説得力のあるものです。その物語は、Algorandブロックチェーンが提供する効率、リーチ、スピード、透明性によって燃料を供給され、変化をもたらすために十分に大胆な人々によって進められています」。
アルゴランド財団
MIT教授でチューリング賞を受賞した暗号学者シルビオ・ミカリが設計したAlgorandブロックチェーンは、国境なき世界経済の約束を実現することができるユニークなものです。このブロックチェーンは、従来の金融のスピードに匹敵する取引量を達成しながら、即時決済、ほぼゼロの取引コスト、そして24時間365日体制での取引を実現します。そのカーボン・ニュートラルなプラットフォームと独自のピュア・プルーフ・オブ・ステーク・コンセンサス・メカニズムは、分散型プロトコル上でセキュリティとスケーラビリティの両方を実現し、2019年の稼働以来1秒のダウンタイムもなく、「ブロックチェーンのトリレンマ」を解決しています。
アルゴランド財団は、Algorandブロックチェーンの健全な通貨供給経済、分散型ガバナンス、健全で豊かなオープンソース・エコシステムに責任を持ち、世界的な約束を果たすための支援を行うことを目的としています。
元記事：https://www.prnewswire.com/news-releases/algorand-foundation-announces-matthew-keller-as-the-director-of-impact-and-inclusion-301556437.html