大手美術品オークション会社クリスティーズ、アルゴランドが支援するアンドレア・ボナセトのNFTを次のセールで採用
イタリアの現代アーティスト、アンドレア・ボナセト（Andrea Bonaceto）がアルゴランド・ブロックチェーン上にインタラクティブなNFTアートワークを構築
シンガポール2022年10月10日 /PRNewswire/ --チューリング賞受賞者でMIT教授のシルビオ・ミカリが発明したカーボン・ネガティブなレイヤー1ブロックチェーンであるアルゴランドのエコシステムの成長を使命とするアルゴランド財団は、美術品オークションのクリスティーズが来るオークションで、アルゴランド・ブロックチェーンをベースに作られたイタリアの現代アーティスト、アンドレア・ボナセトのAB Infinite 1 NFTアートワークについて紹介することをお知らせします。ロンドンで開催されるクリスティーズの20/21世紀イブニングセールは、Frieze Week期間中の10月13日に行われる予定です。
この作品は、「1」という数字に象徴される「ab infinite」（ラテン語で「無限大から」という意味）に向かう永遠のサイクルの中で、ボナセトの人生のインタラクティブなスナップショットを表現しています。アルゴランドの技術により、AB Infinite 1はインタラクティブなものとなっています。ソーシャルメディアを通じて視聴者の反応を収集し、特別に設計されたAIのメカニズムを通じて、一般市民がデジタルアート作品を変更することができます。反応や提案は、作品の一部として表示されるビジュアル・レスポンスに変換されます。
作品のウェブサイト（abinfinite1）で、時間とともに変化するAB Infinite 1を見ることができます。ユーザーは、2つのステップでAB Infinite 1の一員になることができます。
TwitterやInstagramのアカウントを、ウェブサイトの該当セクションで共有する。
Twitter / Instagramで#abinfinite1のハッシュタグを付けて、作品にAIが組み込まれるようにする。
アルゴランド財団のWeb3責任者であるシャミール・オゼリーは、「クリスティーズがアルゴランド・ブロックチェーン上に構築されたNFTをサポートすることは、デジタルアートの受容が加速していることを示しています」と述べています。「クリスティーズのオークションを頻繁に訪れるコレクターにアルゴランド・ブロックチェーンを公開することは、業界がデジタルアートのルネッサンスを経験し、アートとは何か、何ができるかを再定義する中で、NFTの新しい標準を設定します」
AB Infinite 1は、真正性と表現の自由という概念を探求しています。ボナセトのポートレートは、この特徴的な鮮やかなスタイルを反映し、風景画はカンディンスキーやピカソなどの芸術的巨匠を参照した超現実主義的な印象を与えます。ボナセトの作品の背後にある最も重要な要素は、真の感情を表現するための正直な試みを達成することです。
「AB Infinite 1がクリスティーズの権威あるイブニングセールに出品され、伝統的な美術品の傑作と肩を並べることになり、身の引き締まる思いがします」と作家のアンドレア・ボナセトは述べています。「NFTは、芸術的に深遠なコンセプトを表現するためのツールであり、単に本物であることを証明するだけでなく、アーティストが独自のコンセプトを生み出すための新しい筆のようなものだと考えています。AB Infinite 1では、アルゴランドの最新のNFT用ARC-19規格が、ソーシャルネットワーク上での人々の交流に従って、NFTアートワークをオンチェーンでアップグレードすることを可能にする技術的な筆となりました」
アルゴランド財団について
MIT教授でチューリング賞を受賞した暗号学者シルビオ・ミカリが設計したアルゴランド・ブロックチェーンは、国境なき世界経済の約束を実現するユニークな機能を備えています。そのブロックチェーンは、従来の金融のスピードに匹敵する取引量を達成しながら、即時決済、ほぼゼロの取引コスト、そして24時間365日体制で取引することが可能です。そのカーボン・ニュートラルなプラットフォームと独自のピュア・プルーフ・オブ・ステーク（PPoS）コンセンサス・メカニズムは、分散型プロトコル上でセキュリティとスケーラビリティの両方を実現し、2019年の稼働以来1秒たりともダウンタイムなく「ブロックチェーンのトリレンマ」を解決しています。
アルゴランド財団は、アルゴランド・ブロックチェーンの健全な通貨供給経済、分散型ガバナンス、健全で繁栄したオープンソース・エコシステムに責任を持ち、その世界的約束を果たすための支援に取り組んでいます。詳細については、https://algorand.foundation をご覧ください。
アンドレア・ボナチェートについて
Andrea Bonacetoは、イタリアの現代美術家です。彼は、ビジュアルアート、音楽、詩が新しいアートの形に溶け込むことができると信じています。NFT、AI、プログラマブル・アートを通して、彼は観客を彼の抽象的な作品や象徴的な肖像画に引き込もうとしているのです。
アンドレアは、アートとテクノロジーの交差点で創作活動を行っており、Sophia The RobotやCorriere Della Seraなどとの数々の芸術的コラボレーションを行ってきています。彼の作品は、世界中の主要なメディアや美術館の展覧会で紹介されています。
アンドレアは、ブロックチェーンとNFTの分野に初期から携わっています。ブロックチェーン技術に特化した大手投資会社であるEterna Capitalの創業パートナーの一人です。また、アートとテクノロジーの境界で創作するアーティストのために、気候変動に対応したNFT市場を支援する次世代文化機関AoRisTの共同設立者でもあります。英国王立芸術協会（Royal Society of Arts：FRSA）のフェローです。
クリスティーズについて
1766年に設立されたクリスティーズは、世界をリードするアートとラグジュアリーのビジネスを行っています。ライブオークションやオンラインオークション、プライベートセールで有名であり、信頼も厚いものです。また、美術品鑑定、アート・ファイナンス、国際不動産、教育など、グローバルなサービスを提供しています。クリスティーズは、アメリカ大陸、ヨーロッパ、中東、アジア太平洋地域の46カ国に拠点を持ち、ニューヨーク、ロンドン、香港、パリ、ジュネーブに主要な国際販売拠点を置いています。また、中国本土（上海）での販売を許可されている唯一の国際的なオークションハウスでもあります。
クリスティーズのオークションは、80以上のアートとラグジュアリーのカテゴリーにまたがり、価格帯は200ドルから1億ドル以上となっています。近年、クリスティーズは、オークションにおける美術品の世界記録価格（レオナルド・ダ・ヴィンチ「サルバトール・ムンディ」、2017年）、20世紀の美術品（アンディ・ウォーホル「ショットセージ・ブルーマリリン」、2022年）、生前のアーティストによる作品（ジェフ・クーン「ラビット」、2019年）を達成しました。また、クリスティーズは、歴史上最も重要な10のコレクションのうち8つをオークションに出品しており、一流のシングルオーナー・コレクションの基準として認識されています。
クリスティーズ・プライベートセールスでは、オークション開催期間外の美術品、宝飾品、時計の売買について、クリスティーズのスペシャリストと専属で、お客様それぞれのペースでシームレスなサービスを提供しています。
最近のクリスティーズのイノベーションには、大手オークションハウスで初めて提供されたデジタルアート作品のNFT（ビープルのエブリデイ、2021年3月）の画期的な販売や、支払い手段としての暗号通貨の前例のない受け入れが含まれています。また、デジタル・イノベーションの業界リーダーとして、ホログラム技術を利用した実物大の3D作品の世界ツアーや、拡張現実、グローバル・ライブストリーミング、バイナウ・チャンネル、ハイブリッド販売形式を統合した鑑賞・入札体験の創造など、アートビジネスを再定義する新しい技術のパイオニアとして、クリスティーンズは歩み続けています。
クリスティースは、2030年までに炭素排出量ゼロの持続可能な社会を実現し、アート界における自らのプラットフォームを積極的に活用することで、社会的地位の低い人々の声を高め、前向きな変化を支援するなど、事業と地域社会全体を通じて責任ある文化の推進に取り組んでいます。
閲覧、入札、発見、そして最高のアートとラグジュアリーのために、www.christies.com、またはクリスティーズのアプリをダウンロードしてご参加ください。COVIDに関連する世界各地の拠点におけるリニューアル・オープンの状況は、こちらでご覧いただけます。
元記事：https://www.prnewswire.com/news-releases/leading-art-auctioneer-christies-features-algorand-backed-nft-in-upcoming-sale-301644277.html