ブロックチェーンのユースケースを実践:アルゴランドで構築するビジネス 5つの例



ブロックチェーンのユースケースを実践:アルゴランドで構築するビジネス 5つの例



◆ デジタル・ドル


ステーブルコインは、デジタル通貨の最も重要な問題の1つである「ボラティリティ」に対応するため、暗号通貨業界において不可欠な役割を果たしています。


米ドルを裏付けとするステーブルコインは、デジタル・ドルやゥリプト・ドルと呼ばれることもありますが、誰でもデジタル化された米ドルを使って暗号通貨市場に参入することができるため、暗号通貨金融と伝統的な金融の架け橋として機能しています。


ステーブルコインは、主に暗号通貨取引や分散型金融(DeFi)市場で使用されていますが、デジタル・ドルは、電子商取引や国境を越えた決済での使用も増えています。


ドルに裏付けられたステーブルコインのアクセス性、価格安定性、プログラム可能性により、インターネット・ネイティブの企業は、支払いの処理、オンライン決済の実行と受け入れ、国境を越えた取引の実行、余剰の運転資金の暗号資本市場への投入が可能になります。


アルゴランドには、USD Coin (USDC)やTether USD (USDT)など、いくつかの主要なステーブルコインが存在します。これらのステーブルコインは、アルゴランドのチェーンの即時取引完了性、低い手数料、高いレベルのセキュリティを理由に、アルゴランドでの運用を選択しています。



◆ 国境を越えた決済


ペイパルの元幹部たちが最近立ち上げたシックス・クローバーズ(Six Clovers)は、企業や組織がステーブルコインを使ってリアルタイムの決済を行うことができるフィンテック・プラットフォームです。


シックス・クローバーズは、アルゴランドを利用して、高速で透明性が高く、安価な決済を可能にし、SWIFTを追い越して企業や機関に選ばれる決済ソリューションになることを最終目標としています。


SWIFTネットワークは50年以上の歴史がありますが、よりデジタル化され、グローバル化された世界の新しい需要にあまり適応できていません。SWIFTを使った送金は、複数の銀行を経由し、それぞれに手数料がかかるため、送金には何日もかかることがあります。


シックス・クローバーズは、金融の新時代を構想しています。アルゴランドをベースとしたRAPIDネットワークによって、現在の国境を越えた送金をアップグレードしたいと考えています。このシステムにより、銀行、マーチャント、決済プロバイダーは、世界中でデジタル通貨の取引を行うことができます。シックス・クローバーズのCEOであるNguyenは、次のように説明しています。


「シックス・クローバーズは、国内および国境を越えた決済における今日の課題の多くを解決するとともに、デジタル金融の機会を広げる次世代の決済インフラです。私たちは、金融機関、決済プロバイダー、マーチャントに、フルスタックでブロックチェーン・ネイティブな決済インフラを提供し、シームレスで安全なデジタル通貨の移動と取引をグローバルに実現します」


アルゴランドは、シックス・クローバーズの他にも、Eコマース向けのノン・カストディアルの暗号通貨決済プラットフォームであるBleumi Payという決済アプリケーションを提供しています。



◆ ヘルスケア


多くの地域でCOVIDワクチン・パスポートが導入されていますが、ブロックチェーン・ベースのワクチン・パスポートを初めて導入した国はコロンビアです。このラテン・アメリカの国は、アルゴランドと地元のフィンテック企業であるKoibanxの共同プロジェクトに依存しています。


このツールは、ワクチンを接種した人に、ブロックチェーン上に保存されたデジタル証明書を提供するもので、旅行やイベントの際に証明書として使用することができます。「VitalPass」と呼ばれるこのデジタル・パスポートは、ブロックチェーンの助けを借りてCOVIDワクチン接種を追跡するために使用され、コロンビアおよびラテン・アメリカ全体のワクチン接種プログラムのセキュリティ、透明性、トレーサビリティを確保します。


2021年5月からは、コロンビアの3大都市であるメデジンのClínica las Américas、バランキヤのClínica PortoAzul、首都ボゴタのFundación Cardioinfantilの各病院で利用可能です。


この3つの施設でワクチン接種を受けた人は、認定医療機関であるIPSの認証を受けたワクチン接種カードのデジタル・コピーを受け取ります。このカードは、インターネットに接続されたあらゆるデバイスからアクセスすることができます。



◆ 知的財産


今年初め、イタリア最大の著作権収集機関であるSIAE(Società Italiana degli Autori ed Editori)は、アルゴランドを使用して、著作者の権利を表す数百万のNFT(Non-Fungible Tokens)を鋳造しました。SIAEは、95,000人以上の会員である著者の約450万件の権利をトークン化しました。


SIAEは、著作権のある音楽や書籍などのコンテンツの使用料から徴収した資金を、著作者に分配することを中心に、著作者と消費者の間の仲介を行っています。SIAEが140年近くも存続しているのは、刻々と変化する市場環境に一貫して適応してきたからであり、中でもインターネットは、他のテクノロジーとは異なり、著作権侵害を可能にするものであるため、真の課題となっています。


アルゴランドの安全で分散化されたブロックチェーン・ネットワークのおかげで、SIAEは印税を管理し、著作権のルールを確実に実行することができます。トークン化された著作権の比類のない安全性に加えて、SIAEはNFTを展開する際に、低い取引コストとほぼ即時の取引完結というメリットを享受しました。



◆ デジタル・メディア


アルゴランドは、デジタル・メディア業界でも使用されています。Xfiniteは、アルゴランドのような革新的な技術を活用して、デジタル・メディアを変革したいと考えているスタートアップです。


最近、Xfiniteは、アルゴランド・ブロックチェーン上で動作する使いやすいDAppを介してアクセスできるゲーム化されたビデオ・オン・デマンド・プラットフォームであるMzaaloを立ち上げました。Mzaaloは、プレミアム・コンテンツへの無料アクセス、ユーザーへの報酬、複数のインタラクティブ機能を提供しています。



これらは、ブロックチェーンがさまざまな業界のさまざまなユースケースに利用できることを示す、ほんの一例にすぎません。ブロックチェーンは何十もの産業に創造的破壊をもたらす準備ができており、アルゴランドはこの新しい技術の採用の最前線にいます。


アルゴランドでアプリケーションを構築する方法に関するウェビナーをご覧になり、主要なブロックチェーン・ネットワーク上で独自のブロックチェーン・アプリケーションをいかに簡単に作成できるかをご確認ください。



元記事:https://www.algorand.com/resources/blog/blockchain-use-cases-in-action-on-algorand